無線LAN(WiFi) 指向性アンテナの検証結果
1.目的
無線LANで今後、屋内などの電波干渉が大きい場所においては、指向性アンテナはひとつの有効手段になります。機械的にビームを絞るため、外部の干渉源が近くにあっても影響を受けません。その有効性の検証を行います。
2.機器
無線AP:WAPM-AG-300N(Buffalo社)
指向性アンテナ:WLE-HG-DA(Buffalo社 屋外用ANT)
3.検証内容
検証は、スペアナ(N9342C:キーサイトテクノロジー)による受信レベルとAirmagnet(fluke)による受信エリアの確認。無指向性vs指向性の比較を実施。2.4GHz CH1で検証。
4.検証結果
スペアナの測定:ほぼアンテナ特性どおりの結果が出たが、反射波の影響で2.5dBの誤差
受信エリア:反射波の影響で、Rear側に想定外の受信エリアが発生。アンテナの設置方法に注意が必要。